モルディブのリゾートホテルから日本に帰る際、ローカル島のマレで宿泊しました。
泊まったホテルは『Samann Grand(サマングランド)』
サマングランドのお部屋、朝食、レイトチェックアウトなどをご紹介します。
トラベルサイトでも口コミ高評価のサマングランドですが、こんな注意点がありました。
Samann Grand(サマングランド)
サマングランドはマレ国際空港から車で10分くらいのところにあります。
無料送迎があるので、初めてのモルディブでも安心です。
セントレジスモルディブに宿泊した後、サマングランドに宿泊しました。
セントレジスのスタッフの方が取り次いでくださり、サマングランドのスタッフの方と空港でスムーズに会えました。
この時間が夜9時頃だったかな。
で、「ここの椅子に座って待ってて」と言われ空港の椅子に座り待ってたのですが・・・
待てど暮らせど、ホテルに連れて行ってくれない。
ホテルスタッフがウロウロしてるのを見つけ「まだホテルには行けないんですか?」と聞くと、他の宿泊客と一緒にホテルに行くということで待ってたようです。
飛行機が遅れたのかな?
30分くらい待ってホテルへと向かいました。
ホテル到着〜!
トラベルサイトで見た写真とは若干異なるけど、清潔で館内はアロマを焚いてるのかレモングラスのような香りがしました。
ソファに座りチェックインをしてる際に、冷たいおしぼりとウェルカムドリンクを持ってきてくださいます。
ウェルカムドリンクはマンゴージュース。美味しかったです。
客室(デラックスオーシャンビューツインルーム)
我が家は4人家族ですが、主人と長女は先に帰国。
帰りの飛行機が繁忙期で取れなかったため、次女と私だけマレに泊まることになりました。
部屋は定員人数2名の『デラックスオーシャンビューツインルーム』のクインサイズベッドのお部屋です。
ドアのところから写真を撮ったら部屋全体が写らないくらいの広さです。
広さは20㎡。
寝るだけと思うと十分なお部屋です。
お部屋自体は広々とは言えないけど、清潔感のあるシーツで寝心地も悪くなかったです。
ベッドの前には壁掛けテレビや荷物を置けるスペースがあります。
お水のボトルが2本無料。セルフで作る紅茶やコーヒーは無料です。
お菓子と冷蔵庫内は有料。
冷蔵庫はあまり冷えませんでした。
しかも冷蔵庫の上が熱かった。大丈夫か!?
テレビの横にデスクがあります。
大きな鏡もあって、ここで座りながらメイクができて楽チンでした。
デスクの横にクローゼットがあり、この中にはセーフティボックスとスリッパがあります。
スリッパは使い回しっぽかったので使いませんでした。
このセーフティボックスが曲者。
使い方を見てロックをかけたのに、ロックが開かない。
何度か間違えると時限爆弾のような音が鳴ります。
数分鳴ると勝手に止まるのですが、ボックスに入れた貴重品が取れない。
夜23時過ぎてたけど、スタッフの方を呼び、開け方や使い方を教えてもらいました。
これでバッチリ!と思ったのに、またまた開かない。
今度は違うスタッフの方が来て、開けてもらって、また開かないの繰り返しを数回したのちに、朝来てもらったスタッフでやっと、なぜ開かないのかがわかりました。
ボックス内の右側にある、小さな緑のボタンを押さないとリセットされないんです。
暗証番号がリセットされてないので、前に泊まってた方が設定した番号になってるから何度やってもロックが開かなかったんです。
セーフティボックスを使う際は、まず内側にある緑のボタンを押して使ってください。
緑のボタンを押したら、使用方法通りに使えば問題ありません。
スタッフによってはこの方法をよくわかってない方もいます。
スペアキーを持ってきてくださるので開けることはできますが、リセットしないまま使うとまた何度もスタッフの方を呼ぶことになります。
私は合計4回呼びました。
それではバスルームを見てみましょう!
洗面周りにはタオルや予備のトイレットペーパー、アメニティなどもあります。
シャンプー、シャワージェル、石鹸、ボディーローションはありますが、コンディショナーはありません。
剃刀、シャワーキャップ、歯ブラシなど一通り揃ってます。
ドライヤーは壁掛け。風力抜群でした!
左側にはトイレとシャワールームがあります。
そして、トイレットペーパーの位置が優しくない。
トイレ上にはバスタオルが2枚。
シャワー室が小洒落てるんですよ〜!
タイルの周りに石が敷き詰められてます。
レインシャワーもあるけど、シャワーの水圧は弱めで、5分〜10分経過すると温い水に変化します。
2人宿泊なら、水シャワー浴びる覚悟して入ってください。
部屋のエアコンを止めておくとシャワーあがりの冷えがマシです。
景色を見てみましょう。
オーシャンビュールームなのですが、目の前が海なわけではない。
だけど海は見えます。
モスクもある。
モスクがある夜景って異国情緒たっぷりですねー。
バルコニーは喫煙目的でしか使えなさそうなスペースです。
朝食
朝食会場は10階レストラン。
眺めはいいのですが、日差しが強いので窓際の席だと日焼けしそうです。
朝ごはんの時間は7時〜10時
サラダ類、ドレッシングが何種類かあったり
カレーが2種類、チキンソーセージ、フライドポテト
ヌードル系、豆トマト煮込み、クレープ
チーズが何種類かあって、ハムは鳥のハムです。
モルディブっぽいローカルなおかゆもありました。
ブラウンシュガーをかけて食べる甘いおかゆです。
パンの種類も豊富。
甘いパンやスイーツもあります。
シリアルやシリアルにトッピングできるチョコレートなど。
フルーツやフレッシュジュースなどがあります。
グァバジュースが美味しかったです。
お料理は美味しいものと、日本人の口にはあまり合わないものもありますが、総合的に美味しかったです。
娘はシリアルにチョコレートのトッピングを、ふんだんにかけて食べるのが気に入ったようです。
ヌードルが濃過ぎないお味で、意外に美味しかった。
チョコレートのタルトもタルトがサクッとしてて美味しかったです。
卵料理も作ってくださいます。
娘が頼んだ茹で卵は食べやすいようにスライスした状態で出てきました。
コーヒーや紅茶もオーダー制です。
紅茶の方が美味しかった。
カプチーノは別途料金がかかると言われました。
モルディブっぽい朝ごはんにチャレンジしてみました。
フィリピンにも『チャンポラード』というココア粥があるけど、なぜ暑い国の方は甘いおかゆが好きなのでしょう?
ブラウンシュガーが足りないのか、ちょうどいいのかわかりませんが、美味しくなかったです。
おかゆはしょっぱいのが好きだな〜。
レストランは昼も夜も営業してます。
夜は屋上が開放されます。
朝食時に娘が「トイレ〜」と言ったので、屋上のトイレに案内してもらった時にとらせていただいました
朝食のみの利用でしたが全般的に美味しかったので、ホテルのレストランをディナーで利用するのもいいかもしれません。
口コミでもディナーの評価高かったです。
周辺観光
周辺観光といっても、マレは島1周を1時間でできちゃうコンパクトな島です。
その中でも、ホテルから徒歩1〜2分の有名観光スポットをご紹介します。
アーティフィシャルビーチ
アーティフィシャルビーチは日本語でいうところの「人工のビーチ」。
このアーティフィシャルビーチはマーレの急速な産業化などの理由により自然のビーチがなくなってしまったことから建設されました。
そして、2016年2月7日には新アーティフィシャルビーチがマーレの北西の方角にオープンしました。オープニング初日にはオープニングセレモニーを行う程注目されていましたが、実際足を運んでみると、都会のオアシスとでも言うかの如く、白砂にパラソル、そして人工のラグーンとは思えないほどブルーに輝いています。
道路を挟んですぐ向かい側には、中国の街中などでよく見かけるような屋外運動場が整備されており、海を見ながらランニングなどで汗を流すこともできます。
地元の若者たち、家族連れなどに人気がある他、観光客の姿もあります。白砂のビーチと人口のラグーンに加えて、5つのバーベキュー設備があるため家族や友達とのピクニックも楽しめます。また、高台からは行き来するボートが見れるほか潮風も心地よく、夕日の方角に面しているのでデートにも絶好の場所です。
散々モルディブのリゾートホテルで海に入ったけど、ホテルにプールもないしアーティフィシャルビーチに海水浴しようと行ってみました!
アーティフィシャルビーチは人工ビーチですが、透明度高いです。
ベンチなどがあって、木陰もあります。
どこでバーベキュー出来るのかわかりませんでした。
ネット情報通り、若者がランチしたりしてました。
賑わったるんだけど・・・なんだけど・・・
ゴミ!ゴミゴミ!
ゴミ箱があるのに
ゴミ!!!!!!!!
それに
シャワーの蛇口がなくて使えない。
ブランコのようなものもあるけど
何このガムテープだけの補強。。。
上もテーピングみたいなテープだけで補強。。。
海は綺麗だけどビーチは汚いし、暑いし、椅子は危ないし、入る気失せたわ!
娘も荒んだビーチを見て「入りたくない・・・」と言ったので視察だけで帰りました。
もし、アーティフィシャルビーチに 入るなら、女性の肩出し膝出し水着は禁止です。
ラッシュガードなどで肌の露出を控えましょう。
レイトチェックアウトについて
サマングランドでは最大18時までのレイトチェックアウトができます。
料金は一泊宿泊費の50%です。
ただし、お部屋の空き次第です。
レイトチェックアウトしたい日の前日の夜にならないと確定しません。
レイトチェックアウト後に、空港までの送迎サービスを利用する場合は、荷物を預かってもらうことも、時間になるまでロビーで待たせてもらうことも可能です。
まとめ感想
スタッフの方はフレンドリーで清潔感あるホテルでした。
空港からも近く、荷物はチェックイン、チェックアウト時にスタッフの方々が運んでくださいます。
レイトチェックアウト後、ロビーで空港送迎時間まで待っている際にトイレを利用しました。
私たちが利用した後、すぐに掃除してるスタッフの姿を見ました。
スタッフの方々がマメに掃除してるホテルなので、清潔感があるんですね。
朝食も総合的に美味しくて、無料Wi-Fi(つながりにくい時間もありしたが)だし、良いホテルだったけど、4つ星ホテルなのにシャワーのお湯が持続しません。
平日でも一泊料金、朝食込みで16,000円程したので割高に感じました。(レイトチェックアウト代別)
同等レベルのホテルも同じくらいの価格なので、モルディブはホテル代が高いのかもしれません。
旅行サイトの写真ではロビーが広々してるように見えました。
実際は縦長なホテルで、写真は若干盛ってる感があります。(あくまでも個人的感想)
マレのホテルは縦長ホテルが多いです。
土地が狭いところに建物が沢山建ってるからでしょうね。
部屋の広さなど、宿泊料金などは事前にわかることですが、注意すべき盲点が1つありました。
注意点
上の画像は部屋から撮ったものです。
ここに答えが隠れてます。
オーシャンビューの青空広がる景色ですが、左下にある建物が原因で次もリビするのは迷ってしまうホテルでした。
お気づきになりましたか?
モスクがホテルの前にあるんです。
モスクはイスラム教徒がお祈りする場。
その呼びかけのアザーンが朝5時くらいから鳴り響きます…
ベッド横の引き出しには耳栓が入ってました。
アザーン対策に入ってるんだと納得。
早朝、夜明け前くらいに、オジサンが機嫌良さそうに歌ってる声が聞こえてくるのがアザーンです。
礼拝の呼びかけらしいのですが、なんとも言えない抑揚なんです。
これで目が覚めてしまう。
早く起きる予定があれば、ちょうどいい目覚ましになることでしょう。
アザーンが聞こえてきた時に「ヤラレター!だからセントレジスのスタッフはサマングランドを勧めなかったのか」と思いました。
マレはモルディブの方が生活するローカル島です。
その国のリアルな生活を体感できるのは楽しいのですが、アザーンという注意点もあります。
ちなみにモルディブに到着した日も空港に近いホテルに泊まりました。
泊まったのはフルマーレの『オーシャングランドフルマーレ』
ここはアザーンが聞こえてきませんでした。
マレ国際空港に近いホテルでも、観光客用に埋め立てたフルマーレはモスクがないと思ってたけど、フルマーレにもモスクがあるようです。
saoさんが泊まったホテル『スターシェル』はフルマーレですが、アザーンが聞こえたそうです。
アザーンだけなければ、『オーシャングランドフルマーレ』より『サマングランド』の方がオススメのホテルでした。
次はモルディブ、マレでのカフェ巡りです。